怪文書 書く
怪文書――――
一般には、発行者が不明な状態で出回る文書。しばしば誹謗中傷やデマを含む。
元来ネガティブな意味合いで使われる言葉ですが、インターネットコミュニティにおいては幾分プラスな意味合いで使われています。
ニコニコ大百科曰く
- 書いた人間が興味や関心、愛情やこだわりを持ったものに対して語ったが、その感情の深さ故文章量が多く推敲が不十分であることからくる読みづらさに対する反応。この場合、「怪文書」という言葉に中傷・批判的意図はほとんど無い場合が多い。
- コピペ改編やキャラなりきり、セリフやナレーション改編などで意図的に気持ち悪く作られた文章。この場合投稿者は読んだ側からのツッコミ待ちであることが多いので面白い、あるいは評価したいと思ったら素直にこの言葉をかけてあげましょう。
- 書いた人間は自分語りや日記などの経験談、あるいは主義主張などを真面目に書いているのだが読者に理解不能だととらえられてしまった場合。疲れや寝不足、飲酒や薬物などで頭が働かない状態で書かれた場合と投稿者の知識や認識や常識が一般的なそれと大きくかけ離れている場合がある。前者の場合は一休みしてから書けばいいだけだが後者の場合、周囲に理解されないことにムキになり更に理解しづらい文章を書く悪循環になりやすい。
貼り付け元 < https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%80%AA%E6%96%87%E6%9B%B8>
描き手側の意図や状況は置いておいて、「多くの読み手が理解できないと感じるような熱のある文章」というのが大まかな意味のようです。
私の大好きなアイドルマスターシャイニーカラーズにおいても、多くの「怪文書」と呼ばれるコピペが出回っています。(芹沢あさひと僕、チエルアルコおじさん、等々…)
が、これらの文章は先の定義に照らすと怪文書の要件を満たしていないのです。
何故ならこれらの文章は一定の人の共感、理解を得て広まった文章だから。(有名になる以上当然とも言えます)
実際にこれらの文章に共通するのは
①熱、愛の表明として書かれた文章である(それ故に熱量の違う読者から見ると理解しづらいものになりがちである)
②それなりの文章量がある
③作品に対する正しい解釈を述べることを目的としたものではない
だと思います。
このことを踏まえて「怪文書」を再定義すると
「一次創作物に対して、必ずしも正しい解釈を求めるのではなく、愛をこめた文章を書く同人的な遊び」と言えそうです。
以後、このブログは上のような定義での怪文書を書いていくことを目的とします。
つまり、シャニマスが好きなのでぐちゃぐちゃ書きます ということです。
気を配って書くつもりではありますが、いろいろ怪しいことも書くかもしれません。
「これは違うんじゃないか」とか「大事なとこ読み飛ばさないでくれ」という部分があれば、ご指摘
いただけるとうれしいです。